医療の質の向上と効率化に向けた
産学連携プロジェクト

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三菱化学メディエンス寄付講義
「医療産業の投資効果分析」
〜概要〜
(終了しました)

わが国の医療制度は従来、全ての国民に対して公平、かつ十分な医療へのアクセスを保障するものとされてきました。しかし、近年は医療費が増加して社会保障財源を圧迫する一方、医師・診療科不足や医療事故など医療サービスの質が問われています。

医療費を適正化しつつ医療の質を高めるという困難な課題に取り組む必要性が高まっています。その取り組みとしては、検査や病院事務などのアウトソーシング(外部委託)や成果に応じた診療報酬体系に向けた議論などがあります。

集権的な「統制」と「計画」から「契約」と「誘因づけ」のシステムへの転換が今必要です。本講義では経済学における費用便益分析をベースに病院の品質管理、情報・安全管理、外部委託や診療報酬体系のあり方について実務家など複数の講師(ゲストスピーカー)によるリレー講義を中心として進めていきます。

【担当教員:須磨忠昭、山重慎二、佐藤主光】

本講義は、三菱化学メディエンス株式会社様からのご寄付により開講されています。一橋大学における医療経済分析の教育・研究の充実・発展のために、ご支援を頂きましたことを、あらためて感謝いたします。なお、本講義は、出来るだけ多くの学生に履修してもらえるよう、国際・公共政策大学院で「特殊講義」として開講されるのみならず、経済学部でも「公共政策論」として履修が可能となっています。

本講義に関するお問い合わせ:

一橋大学 経済学研究科 & 政策大学院 
准教授 山重慎二  
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本講義は、三菱化学メディエンス株式会社様からのご寄付により開講されています。心より御礼申し上げます。
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「Medical Science による健康で安心な社会の創造に向けて」を経営ビジョンとして、体外診断用医薬品、体外診断用機器、試薬等の開発、販売及び輸出のほか、臨床検査、予防医学関連サービス、医療関連サービス、医薬品開発支援サービス、食品衛生検査 、ドーピング検査などの事業を行っています。