卒業生の近況

NO.21:梅田 侑奈さん(公共法政、2021年修了)

umeda_pic_2021PL.png  公共法政プログラム(PL)では、他の大学院では得がたい学びの経験が得られると思います。例えば、現役の中央省庁職員等が講師を務める講義において、理論だけではなく実務を踏まえた政策形成について学ぶことができるため、国家公務員や地方公務員を目指す方にとって貴重な機会となると思います。
 また、ほとんどの学生が修士論文の執筆を行うため、2年間かけて論文を完成させることが必要となりますが、法学部出身で卒業論文も執筆したことがなかった私にとって、大変だった思い以上に学術的な素地を養う非常によいきっかけになりました。先行研究を参照し、文献調査や実地調査を行いながら仮説を検証していく過程は、学術分野だけでなくどの職業でも応用できるものだと思いますので、公共政策大学院への進学をお考えの方は、ぜひPLで修士論文の執筆にも挑戦してみてください。
 何より、IPPはどのコースも少人数制であるため、地方公務員の方や海外からの留学生の方など、コースの垣根を越えて様々な方々と関わりながら日々学ぶことができます。このような恵まれた環境に2年間身を置いたことで、これからの人生にとっても大変意義深い学生生活を過ごすことができたと実感しています。
(総務省 勤務)

国会議事堂