NO.10:鴨志田拓也さん(アジア公共政策, 2015年修了)
私は現在、財務省にて日本が保有する外貨準備の運用に携わっております。我が国の大切な資産である外貨準備を日々運用していくためには市場の情報が不可欠です。しかしながら、情報は何もしなければただの「情報」にすぎません。必要な情報を取捨選択し、理解し、分析してはじめて、
情報は「活きた情報」になります。日々の業務ではこのプロセスを瞬時に行っていく必要がありますが、こうした実践的な力をIPPで培うことができました。
また、私が学んだプログラムではアジア諸国からの留学生が多数を占め、私はそこで多くの海外の友人に恵まれ、現在も情報交換をしております。
グローバル化が進展した現在の世界では地理的な距離の制約を超えて国と国とがより密接に関わっており、私の業務においても他国の関係者との連携が
欠かせません。学生生活を通じて培った人脈は私の大きな財産です。
財務省勤務