NO.18:沖恵梨さん(公共経済、2010年修了)
総合商社でプロジェクトファイナンスに関わる中、企業の利潤の最大化が結果的に地域の環境破壊等の社会的問題とつながる現実に直面。財務のプロとしてのキャリアを、こうしたエシカルな問題を無視して続けることは難しいと思いました。政策をつくる側の制度設計に原因があると考え、政策立案に近い立場に立つべく、政策大学院大学への進学を決意。IPPは、1年で修士を取得できるプログラムが魅力で選びました。
その1年間は素晴らしいものでした。少人数制で先生とも非常に近い距離で理論と実践をバランスよく学べたからです。修士論文も丁寧に添削してくださいました。卒業して10年以上経った今でも、先生から時折助言を得ています。
(The David and Lucile Packard Foundation勤務
Japan senior advisor)