NO.22:森下 翠惠さん(公共経済、2008年修了)
日本企業の海外マーケティング支援に関わる中で、諸外国の政策が経営環境に与える影響や重要性を実感しました。政策を理解することで業務範囲を拡大したいと考え、IPP公共経済プログラムに進学致しました。業務と学業の両立はハードでしたが、職場の上司や同僚、そして先生方や学友の皆様に多大なご協力を賜りながら、完走することができました。
本プログラムでは理論を体系的に学習することができ、第一線で活躍される実務家をお招きした講座も充実していることから、政策立案の背景やプロセスを学び、かつ、多角的な視点を養うことができました。これにより、諸外国の政策まで踏み込んだ企業の戦略立案や、海外政策調査や政策提言案件にも参画する等、業務に役立っています。
その後ご縁があって転職し、現在は官公庁や自治体との連携によるスタートアップ支援に従事しています。日々チャレンジするスタートアップ個社の海外展開や事業拡大支援の他、国内のスタートアップ・エコシステム構築に取り組んでおります。政府機関、事業会社、投資家、金融機関、専門家等の多様なプレイヤーとの連携が求められ、IPPで得たマインドや経験が今でもベースとなっています。
(コンサルティング会社 勤務)