グローバルガバナンスコースの流れ

コースの流れ

【2年コースの流れ】

履修の目安 44単位以上
●1年目24単位以上 2年目20単位以上。
●研究論文(特別研究指導)は修了要件の44単位には含まれない。

【1年コースの流れ】

履修の目安 44単位以上
●春・夏学期22単位以上 秋・冬学期22単位以上。
●研究論文(特別研究指導)は修了要件の44単位に含まれる。

学期ごとのターゲット:2年課程

  • 〈1年目春・夏学期〉第1に、主に基礎科目およびコア科目において、国際関係に関する基本的な理論と歴史に関する知識を学び、国際関係の政治学的分析方法を習得します。第2に、「政策分析の技法」において、問題の設定の仕方および調査・分析のための技法について学び、そして、第3に、英語による科目を履修し、英語によるディベートのトレーニングを行います。
  • 〈1年目夏期〉インターンシップ・プログラムにおいて、官公庁やNGO/NPOなどで研修を受けて、実践力を養います。インターンシップにおいては、夏期研修だけでなく、研修の準備を行う事前教育および研修後に得たものを確認するための事後教育も重視します。また、報告会が開催され、報告書の提出が求められます。
  • 〈1年目秋・冬学期〉基礎科目およびコア科目を通じて、国際関係の理論と歴史を学び、専門性を高めてゆきます。「政策分析の技法II」では、「政策分析の技法I」において学んだ技法を用いて、国際・国家・地方におけるガバナンスの問題を事例をあげて考察し、実践的な分析能力の発展を目指します。さらに、英語による科目を履修し、英語によるディベートの訓練を続け、世界への発信力強化に努めます。
  • 〈2年目春・夏学期〉先端的な研究成果をとりいれた応用科目の履修を通じて、専門性を高めます。また、他のプログラムとの横断型科目の履修を通じて複合的な視点がとれることを目指します。さらに、事例研究科目において、制度運営の実態とその評価を学び、多角的で実践的な視点を身につけます。ワークショップ科目では、1年目に学んだ政策分析の技法を用いて、実際にグローバル・ガバナンスの課題について現状分析し、これを説得力のある文章にするトレーニングを行います。
  • 〈2年目秋・冬学期〉専門性、複合的視点、多角性・実践性を高める学習を続けるとともに、ワークショップにおいて、自らの政策分析を発表するためのプレゼンテーションの技法、およびディベートのトレーニングを徹底的に行います。さらに、政策提言については、これを実現するための交渉や諸活動の重要性についても実務家教員などとの議論を通じて学習します。

学期ごとのターゲット:1年課程

  • 〈春・夏学期〉第1に、基礎科目、コア科目、応用科目において、国際関係に関する基本的な理論と歴史的認識、および先端的な研究成果を学び、国際関係の政治学的 分析方法に関する専門性を高めます。また、横断型科目を通じて、複合的な視点の育成に努めます。第2に、社会人1年課程特別ワークショップにおいて、これまでの実務経験のなかで遭遇した課題について、理論的に、かつ体系的に問題設定しなおし、議論を試みます。第3に、「政策分析の技法I」および「グローバル・ガバナンス・ワークショップI」において、これまでに社会人として経験的に習得してきた技法とあわせて、体系的な分析手法を身につけます。さらに、実際にグローバル・ガバナンスの課題について現状分析し、これを説得力のある文章にするトレーニングを行い、第4に、英語による科目を履修し、英語によるディベートのトレーニングを行います。
  • 〈夏期〉希望者は、これまでの実務経験とは異なる分野でのインターンシップ・プログラムを通じて、新たな問題に取り組みます。インターンシップにおいては、夏期研修だけでなく、事前教育、および事後教育も重視され、その後には報告会が開催され、報告書の提出が求められます。
  • 〈秋・冬学期〉講義科目の履修を通じて、専門性、複合的視点、多角性・実践性を高める学習を続けるとともに、各種ワークショップにおいて、グローバル・ガバナンスに関する自らの政策分析を発表するためのプレゼンテーションの技法、およびディベートのスキルを磨きます。政策提言については、これを実現するための交渉や諸活動の重要性についても実務家教員などとの議論を通じて学習します。さらに、英語による科目やワークショップを通じて、英語によるディベートの訓練を続け、グローバルな視点にもとづく世界への発進力の強化を試みます。